KBC九州朝日放送|70周年、放送を越えるグループへ

KBC 九州朝日放送株式会社

Branding, Web, Graphic

1953年に福岡県久留米市でラジオ局として誕生し、1959年にテレビ放送を開始した九州朝日放送(KBC)。2023年、認定放送持株会社体制への移行とともに創立70周年を迎えました。ハイライツはこの節目に、ブランドコンセプトの策定からステーションロゴの刷新、グループ各社のロゴ統一まで、KBCグループの全面リブランディングを手がけました。ロゴの刷新は、実に35年ぶりのことでした。

 

課題: 放送局から、地域プロデュース企業集団へ


 放送を取り巻く環境が急速に変化する中で、KBCはこれまで以上に地域に根差した企業グループとなることを目指し、「地域プロデュース企業集団」への昇華を図っていました。テレビ・ラジオの放送事業会社と、放送の枠を越えて事業を広げるグループ会社が連携し、放送だけでない手法で福岡・佐賀に貢献する——この新しいビジョンを社内外に伝えるために、長年使用してきたロゴの変更を出発点とした、全面的なリブランディングが必要でした。

 

判断①:若手とともに、社内から言葉をつくる


コンセプトは、経営陣と外部の私たちだけで決めませんでした。グループ会社を横断した若手中心のプロジェクトメンバーとディスカッションを重ね、課題の抽出から、KBCグループが未来に向けてありたい姿までを言語化していきました。地域プロデュースに向かう「誇り」。親しみやすさに加えたい、課題解決の力強さ。グループの壁を越える、多様でオープンでフラットな文化。——こうして生まれたのが、ブランドコンセプト「つくろう、ユニークな未来。」です。KBCが取り上げてきた福岡・佐賀の魅力が集まって、新しいユニークをつくっていく。社内の対話から生まれた言葉だからこそ、発表して終わりにならない当事者性が宿ります。

 

判断②:ロゴを、コミュニケーションが生まれる「生き物」に


 新しいロゴは、無機質な記号ではなく、KBCの「K」をモチーフにした生き物です。福岡・佐賀の大地から顔をのぞかせるチャーミングな姿は、これからの時代へのワクワク感と、KBCグループと地域をつなぐ存在であることを表しています。世の中と強くつながり、愛されること。一方通行ではなく、生命力を感じ、コミュニケーションが生まれること。放送局の権威ではなく、地域との関係をつくるブランドとして設計しました。あわせて、これまでバラバラだったグループ各社のロゴを統一。グループが一体となって取り組む姿勢を可視化しました。

 

結果①:35年ぶりの刷新が、グループの転換を形にする


新しいステーションロゴとブランドコンセプトは、「放送を越えた地域に貢献するグループ」への転換を、社内外に目に見える形で宣言するものになりました。博多祇園山笠「追い山笠」、KBCオーガスタ、NAKASU JAZZ、そして2022年からの新生・福岡国際マラソン放送主管——地域とともに街の誇りを紡いできたKBCの歴史が、新しい旗印のもとで次の時代へつながっています。

 

結果②:ブランドが、街のイベントで動き出す


リブランディングは発表で終わりませんでした。2023年、国内最大級のクリスマスイベント「福岡クリスマスアドベント」にあわせて、創立70周年記念事業「KBC 70th Anniversary FESTA de SANTA」を開催。ハイライツは本イベント全体のクリエイティブディレクションを担当しました。福岡のランドマーク・貴賓館前広場では、クリスマス仕様に変化させたキャラクターロゴが街を彩り、CMや天神地下街のデジタルサイネージにも展開。放送のイメージを越えて、イベントの企画・運営まで手がけるグループであること——新しいブランドが、街の中で実際に「使われる」ことで、その転換が伝わっていきました。

 

その後:ブランディングパートナーとして、グループの全域へ


KBCグループとの仕事は、70周年で終わっていません。ハイライツはブランディングパートナーとして、コーポレートブランディングにとどまらず、番組、イベント、コンテンツまで、グループの活動の幅広い領域に関わり続けています。地域発掘プロジェクト「ふるさとWish」のリブランディング、朝・夕方ワイド情報番組の交通広告デザインはその一例です。さらに、KBCグループが福岡・北天神に開設した共創拠点「FNP(FUKUOKA NORTH PORT)」には、ハイライツもメンバーとして参画。受発注の関係を越えて、地域の未来を共につくる仲間として、KBCグループとの関係は続いています。

▶ ふるさとWishのリブランディング事例
▶ 朝・夕方ワイド情報番組の交通広告デザイン

関連サービス

リブランディング/周年ブランディング/CI・VI設計
創立周年を機にしたリブランディングをご検討の際は、コンセプト設計の段階からご相談ください。




















Client
九州朝日放送株式会社

Agency
highlights inc.

Brand Design
CD:Daisuke Shimokawa ( highlights inc. )
AD:Akihiro Ooyama ( highlights inc. )
De:Ryuichi Kenmotsu ( highlights inc. )
De:Misato Amimura ( highlights inc. )
PM:Yumi Muranishi ( highlights inc. )
CW:Hideaki Mizutani ( c-dash )
Interviewer:Saki Ebisu

Image Movie
CD:Daisuke Shimokawa ( highlights inc. )
PM:Misato Amimura ( highlights inc. )
Motion Design:JUNJI KOJIMA ( teeveegraphics ,inc )
Motion Design:YUJIRO IZUMI ( teeveegraphics ,inc )
Music Composer:TORU SASAKI ( handsometracks.inc )
Narrator:NONCHELEEE

Brand Movie
Director:Ryota Sakamoto ( office sakamoto )
Sound Design:Shinya Kiyokawa
Sound Design:Daisuke Yamaguchi
Cinematographer:Yuya Korogi ( FILM LAB INC. )
Sound Recordist:Masataka Ejima
Gaffer:Yuto Nakashima
Camera Assistant:Ryo Nakamura ( FILM LAB INC. )
Digital Intermidiate Colorist:Jinya Shibayama ( FILM LAB INC. )
CG:Taisuke Sugimura ( sugimu lab. )
Re-recording Mixer:Tetsuya Yamamoto ( SAIKURON sound )
CD:Daisuke Shimokawa ( highlights inc. )
CW:Hideaki Mizutani ( c-dash )

Landing page
CD:Daisuke Shimokawa ( highlights inc. )
AD:Akihiro Ooyama ( highlights inc. )
De:Ryuichi Kenmotsu ( highlights inc. )
PM:Yumi Muranishi ( highlights inc. )
Pg:Masaru Seya ( snipe inc. )

Management plan booklet
AD:Akihiro Ooyama ( highlights inc. )
PM:Yumi Muranishi ( highlights inc. )
De:Hirofumi Kobayashi ( KPC Co., Ltd. )
De:Kuwahara Emiko ( KPC Co., Ltd. )
De:Shigeoka Chizuru ( KPC Co., Ltd. )

Brand Site
AD:Ryuichi Kenmotsu ( highlights inc. )
AD:Misato Amimura ( highlights inc. )
De:Karin Chatani ( highlights inc. )
De:Hinako Chisaka ( highlights inc. )
PM:Satoko Ogura ( highlights inc. )
Pg:Masaru Seya ( snipe inc. )

Entrance
Branding / Graphic
CD:Daisuke Shimokawa ( highlights inc. )
AD:Ryuichi Kenmotsu ( highlights inc. )
AD:Akihiro Ooyama ( highlights inc. )
De:Karin Chatani ( highlights inc. )
PM:Satoko Ogura ( highlights inc. )
Project Management
Akira Hachino ( and HACHI Inc. )
Interior Construction
Satoru Yokota ( design works )

Project Link
KBCグループ|ブランドサイト
九州朝日放送がリブランディング 創立70周年、新たなロゴで次の時代へ | 九州朝日放送株式会社のプレスリリース