ロゴを起点にした地域ブランディング ― KBCと北九州市の事例から

ブランディング

変化の時代に求められるブランディング


いま、企業も行政も大きな転換点に立っています。新しい市場やターゲットに挑むとき、必要なのは単なるデザイン刷新ではなく、「どんな未来を描くのか」というビジョンを掲げることです。そして、もうひとつ重要なのは、そのビジョンを一度きりで終わらせず、続けていく仕組み。これこそが、ブランドを強く、長く育てる力になります。ビジョンを一度きりで終わらせず、続けていく仕組みを示した概念図


事業転換に伴いターゲットを広げる ― KBCの挑戦


九州朝日放送(KBC)は、放送局という枠を超えて「地域をプロデュースする存在」へと進化を始めました。「つくろう、ユニークな未来。」というコンセプトのもと、ロゴやビジュアルをイベントや日常に溶け込む形で設計。


さらに、制作して終わりではなく、定例会議でブランド活用の進捗や改善点を振り返りながら運用を継続しています。その結果、クリスマスマーケット、キッザニアなど、地域に根ざしたイベントでも自然に活用され、幅広い層へブランドを広げると同時に、“続けられるブランド” として定着してきました。地域に根ざしたイベントで、KBCのロゴやビジュアルが自然に活用されている様子を写した写真


ビジョンを掲げる ― 北九州アクション


福岡県北九州市は、2040年を見据えた「新ビジョン」を策定しました。「稼げるまち」「彩りあるまち」「安らぐまち」という戦略を、市民や企業にわかりやすく伝える必要がありました。


市長や職員だけでなく、市民・有識者・企業の声を集めて制作した「Kitakyushu Action!」ロゴは、地域ブランディングの起点となるオープンなシンボル。複雑な計画をシンプルに伝え、市民のシビックプライドを高める仕組みとなりました。


ビジョンは掲げるだけでなく、わかりやすく共有できる形にすることが大事です。

市民・有識者・企業の声を集めて制作した「Kitakyushu Action!」ロゴが活用されている様子を写した写真


ハイライツの強み ― 3つの視点でブランドを支える


KBCと北九州市、異なる取り組みに共通しているのは、担当者の悩みを解消するための3つの視点です。


1.変化を受け止める力


事業転換やターゲットの広がりに合わせて、ブランドを再設計する。


2.ロゴやシンボルでビジョンをわかりやすくする力


複雑な戦略をシンボルや言葉で誰にでも伝わる形にする。


3.続けられる仕組みをつくる力


KBCのように定例会議を通じて活用を点検し、改善を重ねることで、ブランドを一過性で終わらせない。


この3つを軸にすることで、単なるデザインにとどまらず、地域や企業に「続くブランド」を根づかせることができます。異なる取り組みに共通する担当者の悩みを解消するための、3つの視点を示した概念図


まとめ ― ロゴを起点に「続くブランド」へ


事業転換に伴ってターゲットを広げるとき、

その先にある未来を描きビジョンを掲げるとき、

そして、それを一度きりではなく続けていくとき――


ロゴは、こうした取り組みの起点として力を発揮します。


自社や団体のブランディング活動において、ロゴは常に目に入る場所に掲載されます。ブランディングは必ず長期的な活動になりますので、いつも目にするそのロゴに対して、社内外の関係者が、直感的に価値を感じられるかどうかは、そのブランディング活動全体が、強い求心力を持てるかどうかの分岐になりえるとも我々は考えています。


ハイライツは、ロゴを起点に変化を受け止め、未来を描き、ブランドを続けるための伴走をしています。ぜひお気軽にご相談ください。最初の一歩は、課題整理のディスカッションから始められます。


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